今回のテーマは『痔核治療』でした。術後出血の対応として、①注腸用ダブルバルーンを肛門内へ注入し一晩圧迫固定との意見が大変参考になりました。他に、②大きくかけて、かがり縫い、③PAO(フェノール・アーモンドオイル)や④エピネフリン含有キシロカイン注入、⑤ビスマス製剤塗布など参考になりました。
2018.04.07更新
第118回 日本外科学会定期学術集会に参加してまいりました。
鼠径ヘルニア術後の再発、再々発の検討では、①BMI高値、②内鼡径ヘルニア、、③両側鼡径ヘルニア、④再発症例 が再発率を上げる因子で注意との事でした。また、術後慢性疼痛を減らす取り組みや、術前の腹臥位CT検査の有用性の報告でした。また昼のランチョンセミナーでは、東京慈恵医大外科 三澤先生からの『層をまたぐ新術式ONSTEP法』がありありました。こを術式は、手技が簡便で、手術時間も短縮されるとこ事で、特に内鼡径ヘルニアに有効かと感じました。
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2018.04.01更新
第62回 東海肛門疾患懇談会 に出席してまいりました
【血栓性外痔核と皮垂の治療】のテーマでした。血栓性外痔核は、普通、保存的治療。腫脹、疼痛、出血がひどければ、外科的治療ですが、その中でもバイポーラ・メッチェンでの切離が参考になしました。
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2018.03.18更新
第2回日本臨床肛門病学会学術集会に参加しました。
大阪での甥の結婚披露宴の後、Willerの夜行バスで東京へ来て京王プラザホテルにて朝8時からの学会に出席しました。
当日は、痔核手術の話題で、ビデオセッションが中心でした。
自院では、内痔核は、殆どはALTA療法±分離結紮(全周性で脱肛がひどい場合はPPH)としておりますが、
今回は、これらに、以前から存在する結紮切除術も含め、ALTA療法±分離結紮の確認ができました。
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2018.03.03更新
第59回北陸肛門疾患懇談会に出席してまいりました。
3/3 ANAホリデイ・イン金沢スカイホテル(旧金沢スカイホテル)にて
福井県立病院外科道傳研司先生の司会の下、『肛門皮垂の治療』についての話題でした。
JR特急しらさぎ7号金沢行で大凡3時間、雪国の景色を見ながらの旅路でした。
特に参考になりましたのは、(演題発表後、懇親会の前に個人的にお教え頂いたのですが)
渡邊医院(京都市上京区)渡邊賢治先生の皮垂の手術法でした。
直接お教え頂きありがとうございました。
また、会全般におきましてな、普段、若い女性が気にされる一般的な狭義の皮垂から、
血栓性外痔核や内痔核に伴う皮垂、裂肛に伴う皮垂、更には術後に合併する皮垂など
肛門疾患全般に渡る話題となりました。
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2018.02.17更新
第111回近畿肛門疾患懇談会に参加して参りました。
第111回近畿肛門疾患懇談会に参加して参りました。温水便座症候群(ウォシュレット症候群)に対して、国内のメーカーが対策を検討中との事。温水洗浄は3秒以内が推奨。クローン病の肛門病変の診断に皮垂の病理が参考になる事。直腸に便がないのに怒責をかける事が内痔核の原因になりえ、排便は2~3分は無理としても5分以内が推奨など勉強して参りました。
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